お題「行きたい場所」
E4 東北自動車道上り蓮田サービスエリアが移転しPasar蓮田という施設になりましたが、最近のニュース記事を見てみると色々と思うところがあったので今回はサービスエリア・パーキングエリアについて取り上げていきます。(前回が道の駅だったのはたまたまです。)
基礎知識1:そもそもパーキングエリア(PA)って何?
このブログが投稿されるであろう8月9日は長崎原爆の日ですが、パーク24(タイムズ24)が日本記念日協会に登録している記念日である「パークの日」です。駐車場の日ですね。
…パーキングエリアは、駐車場、トイレ、公衆電話、自動販売機の4つが最低確保されている駐車休憩施設です。この4つは道の駅設置要件の一部にもなってるので大事なものではあります。日本道路公団では、原則として高速道路の15kmに1箇所設置する施設としていましたが、高速道路以外にも一般自動車道や一般有料道路にも設置されていました。
どちらかというとこじんまりとした施設であるためか基本的に売店と食堂(またはコンビニのみ)という施設が多いですがPasar三芳のようなものもあってよくわからなくなるものの一つです。
関越道には売店がない駐車場、トイレ、公衆電話、自動販売機のパーキングエリアが多いですが(主に新潟県)最低要件は多分満たしてるので問題ないです。
基礎知識2:サービスエリア(SA)とは何か
サービスエリアは、パーキングエリアより更に充実した施設を持つ休憩施設です。ガソリンスタンドや軽食コーナー(食堂)の他にもレストランがあったり…。日本道路公団では、原則として高速道路の50kmに1箇所設置する施設としてました。
サービスエリアにも様々あり、駐車場、トイレ、公衆電話、自動販売機のみのSAがあったりするなど基準が曖昧ですが、どうも利用率を鑑みて施設を決定してるのだそうで…
外部出入口
NEXCO中日本ではぷらっとパーク、NEXCO西日本ではウェルカムゲート、NEXCO東日本ではウォークインゲートと呼ばれる「外部出入口」があります。(首都高速道路の八潮PAと川口PAにも外部出入口があります。)
今回冒頭で触れた蓮田SA(Pasar蓮田)は一般道側の駐車場がタイムズ24の有料駐車場になっているウォークインゲート設置のサービスエリアです。
なお、高速道路会社は「外部出入口から入った方への高速道路側駐車場への立ち入りはご遠慮下さい」*1としていますが、諸記事だと知らなかったりするのかそこに触れた記述はなかったりするので、なかなか周知されていなかったりします。
ハイウェイオアシス(HO)
E14 富津館山道路の富楽里という施設を知っている方はいるのでしょうか…あの施設はパーキングエリアエリアではありません。道の駅富楽里とみやま…と言いたいところなのですが半分正解で富津館山道路側の駐車場(2階)はハイウェイオアシスという施設なのです。
ハイウェイオアシスというのはパーキングエリアなどを介して連結されている外部の振興施設や都市公園に付けられてる施設の名称のことなのですが、富楽里とみやまは富山PAから接続しているのですが、富山PAが存在していないので、ハイウェイオアシスしかない不思議なところです。
ハイウェイオアシスとして一番成功し、おそらく知名度が高いのはE1A 伊勢湾岸道の刈谷PA・刈谷ハイウェイオアシスだと思ってます…*2*3
結びに
8月10日は道の日という1920年(大正9年)8月10日に日本で最初の近代的道路整備計画となる「第一次道路改良計画」がスタートした日らしいですが、日本サぱ協会によると、明日8月10日はハイウェイオアシスの日らしいので、刈谷ハイウェイオアシスや、この記事では触れてないですが玉ねぎで有名な淡路島にも淡路ハイウェイオアシスというハイウェイオアシスあるのでに訪れてみてはいかがでしょうか。
私は、E1東名高速道路鮎沢ぱ(鮎沢PA)が好きですが、ハイウェイオアシスに訪れたことがあるのが壬生PA、道の駅富楽里とみやま、藤岡PA・道の駅ららん藤岡ぐらいしかないので刈谷ハイウェイオアシスとか訪れてみたいです…とりあえず寄ってみてココスキポイントを見つけてみたりパーキングエリアを判断してみるのがいいと思います…(水組めるところだと関越道関越トンネル前の谷川岳も好き…)