TRAIN SUITE 四季島の混沌
「はてなブックマークで気になったニュース」
はてなブックマークで気になったニュースではあるものの単にふと気になったので今回は「Train suite 四季島の混沌」ということで。
混沌
「何が混沌なんだ」という話ですが、(この記事では「混沌」を「カオス」という用例で使用しています)「"Train suite 四季島(以下四季島)"がクルーズトレインで豪華な列車だ」というぐらいだったらそんなに混沌ではないですが、混沌なのは車両です。
そもそも四季島、○○系というのが公開されていません。(山手線の車両のプレスリリースの時もJR中央線新型特急列車の試験車両の時も一応E235系とかE353系と公開されているが四季島はまだ作ってないからか四季島という名前と内装だけしか公開されていない。)
その為様々な予想がされているのでその予想も踏まえて記述していきます。
北海道
JR東日本が2016年5月10日に出した四季島に関するプレスリリース
で運行開始を2017年5月1日として、運行ルートおよび料金(プラン)を出したのですがそのうちの3泊4日のプランが北海道に行くプランで、そこで問題となるのが「寝台特急北斗星」、「寝台特急トワイライトエクスプレス」や「寝台特急カシオペア」(こちらは四季島への繋ぎなのかカシオペアの車両を使ったクルーズトレインの旅行商品列車として復活が決まったが)の廃止理由となった「北海道新幹線が青函トンネルを通るため電圧、保安装置、電流の種類が異なるため機関車が用意できない(あと、夜間は保安工事もやるからダイヤがキツいというものもあるが。)」というものです。
JR貨物は「青函トンネルは北海道の物流の要のため青函トンネルを死守しなければならない」ということで貨物用でATCと新幹線電圧対応というEH800系電気機関車(※青函トンネルは世界第二位の鉄道長大トンネルであり、世界最大の海底鉄道トンネルのためディーゼル車での自走・牽引が禁じられている)を貰い貨物を運行しているのですが、貨物用なので「旅客車両を牽引するのはいただけない」ということで望みが薄いのです。(ただ、カシオペアの旅行商品はEH800に牽引してもらうとか書いてあって「おっ?」と思った)
そうすると自走しかないということで「四季島はATC対応の交直流車両である」という説が流れ、1泊2日のプランが塩山、姨捨を経由する事から中央線と篠ノ井線経由のため小仏トンネル対応を意味する◆が記載されるのではないかという意見や「保安装置を多く搭載し50Hz60Hzのどちらにも対応するバケモノ」等という説も流れるようになりました。
以上のことから形式名としてはE551系(車両の付番方式の慣例で交直流車両が500、特急列車が50で、550という番号が付いている車両はないのでE551系)になりそうですがそう簡単な話ではない説が浮上してきたのです。